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シスプラチン静脈内投与および強度変調陽子線治療の併用療法

しすぷらちんじょうみゃくないとうよ およびきょうどへんちょうようしせんちりょうの へいようりょうほう

適応症
頭頸部扁平上皮がん(喉頭がん、中咽頭がんまたは下咽頭がんであって、ステージがII期(p16陽性中咽頭がんに限る。)、III期またはIV期のものに限る。)
技術の実施期間
2021/09/01~
療養内容
シスプラチンという抗がん薬を点滴で静脈内に投与する治療と、コンピュータによりがんに集中して放射線を照射できる強度変調という方式の陽子線治療(IMPT)を併用する治療法です。 この先進医療の適応症に対する現在の標準治療は、手術または抗がん薬治療と放射線治療を併用する化学放射線療法です。放射線治療では、X線による強度変調放射線療法(IMRT)が放射線の標準的な照射方法ですが、治療中や治療後に「飲み込みづらくなる」「口の中が乾く」といった有害事象が起こることが課題となっています。 この先進医療では、X線でなく陽子線を使うことで、強度変調という照射方法と陽子線の利点を併せもつ治療法となり、患者のQOL(生活の質)に影響する有害事象が低減されること(安全性)や治療効果が高まること(有効性)が期待されます。
適応症の頭頸部がんとは、鼻や口、のど、上下のあご、耳などにできるがんです。このうち食道につながるのどにできるのが咽頭がん、気管につながるのどにできるのが喉頭がんです。また、上皮組織(皮膚やのどなど空洞になっている臓器の粘膜組織)の扁平上皮細胞に発生するがんを扁平上皮がんといいます。p16陽性とは、がん細胞にp16というたんぱく質をもつタイプのことであり、細胞周期や発がんに関連するたんぱく質です。
がん分類
頭頸部のがん
部位分類
がん
都道府県 機関名 所在地 電話番号 実施期間
北海道 北海道大学病院 〒060-8648
札幌市北区北14条西5
011-716-1161 2021/12/01~
千葉県 国立研究開発法人 国立がん研究センター 東病院 〒277-8577
柏市柏の葉6-5-1
04-7133-1111 2021/09/01~
愛知県 名古屋市立大学医学部附属 西部医療センター 〒462-8508
名古屋市北区平手町1-1-1 
052-991-8121 2021/12/01~

※データ収集は2012年7月1日より行っているため、実際の開始時期とは異なる場合があります。

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